じゃがたけブログ

理系大学院生の成長日記。環境学んでます。

入管法の改正反対について

移民について

 

現在注目を集めている入管法に関係する移民について紹介する。移民がなぜ発生するのか、移民が受け入れ国に与える影響について紹介する。

 

入管法とは

出入国管理及び難民認定法という日本を出入りする人に対する管理方法を定めた法律である。日本は、国際比較して移民は受け入れているが、難民の受け入れは諸外国の1/1000程度である。この理由として、移民によって職を奪われることや、社会保障負担の増加、安全性の低下が挙げられる。

 今回の改正では、この難民の受け入れ基準をさらに厳しくするというものです。基準としては、①3回以上の難民申請ができない、②3年以上の実刑のある人、③テロリストの人は祖国へ強制送還されるというものです。今回変化したのは、3回以上の難民申請を受け付けないというものです。この改正にたどり着いた理由を知るために、これまでの移民問題について紹介します。

 

移民の発生理由

移民とは、祖国から異なる国へ移動することです。理由としては、大きく2つあります。1つ目は、所得を多く得るためです。自国で稼ぐよりも、先進国で働くほうが稼げるためです。2つ目は、戦争や迫害により身体の安全が確保できないためです。南スーダンでは、紛争が発生してます。また、ミャンマー西部では、差別によりロヒンギャ難民が発生しています。

 

移民が受け入れ国に与える影響

 移民による影響は、悪いものと良いものがあります。悪いものは、先ほども述べたように「職を奪われる」「社会保障負担の増加」「安全性の低下」などです。しかし良いものとして、GDPの向上や生産性向上が挙げられます。例えば、優秀な技術者が海外からくることで技術発展を促進することや、人材不足の業界で移民が働くことで業界の活動が維持できます。また、他国の文化を受け入れることや、英語の発達なども副作用的に影響してきます。

 

入管法が厳しくなると。。

これまで説明してきたように、移民による影響は様々あります。移民を受け入れることによる変化も紹介します。世界的に見ればSDGsの目標のように世界の貧困をなくすことや、人々の安全性を確保することにつながります。国レベルで見ると、仕事への影響や日々の生活で影響が出てきます。ただ、世界的な目標を掲げている今、入管法を厳しくすることの影響を見ていきましょう。諸外国からは、SDGsへの反逆と思われます。また、日本のことを考えても、国際性の欠如や海外技術の取り込みが難しくなることが予想されます。

 

まとめ

入管法を厳しくすることで、世界的な目標も達成できないし、日本の国際性も減少することが明らかです。私自身入管法は緩めることが必要だと考えます。